私の2007年①〜就職活動編〜

2007年の私にとって、一番つらくって、大変だったのは何と言っても就職活動でした。
昨年同様の売り手市場ということで、私も私の周囲の人も簡単に決まると思っていました。
ところが、蓋を開けてみると…見事に、年末になっちゃった。


就職活動を始めた頃の私の夢、それは銀行員でした。
一応、小学校6年生の頃からの夢であり、目標でした。
だから銀行を中心に、就職活動をしました。北海道や茨城県なども…。
しかし、今年は例年になく銀行が人気で、私の目指した信用金庫なども人が殺到しました。
ホントに、まわりがビックリするくらいでした。去年までとは全く違う…。
一番、進んだのが業界団体である全国銀行協会でした。
結局、7月頃までは金融業界を中心に回り続けました。
途中で考えました。私って、どの銀行に入りたかったのかな??
答えは簡単、北海道拓殖銀行です。そう、死んでも入れない私の憧れの銀行。
営業を継承した2行とも、採用試験を受けました。そりゃ、落ちるよね。
私のなりたかったのは銀行員ではなく、北海道拓殖銀行の行員だったのだから。


それに気づいた私。どんなに頑張っても叶わない夢。
その時初めて、現実的な考えをしました。
私の1番向いているのはどんな仕事なのか。思いついたのは事務・経理部門のお仕事。
ミスドでバイトをしていても、接客よりもやりがいを感じた業務だし。
残念ながら、今のショップでは事務作業なんてやらせてもらえませんが。
でも、事務って女の子の募集が大半。まして、10月。
おのずから苦戦を強いられ、今まで興味もなかったIT関係までも受験しました。
年の瀬が迫った12月初め、私は登録していたリクルートの就活情報サービスで、面談をしました。
面談だって、もう何度受けたか覚えていないくらい。
担当の顧問の方がとても印象的な会社でした。こんな人についていきたい…。
その後、2度の面接を経てその会社から内定をいただくことができました。
その会社は、中小企業の定義・基準にばっちりはまってしまう会社でした。
でも、私はもともと大企業志向ではありませんでした。この会社で勝負したいと思いました。
この時、私の長かった就職活動は、終わりました。


北海道拓殖銀行の行員になる夢は、捨て去ることはできません。
一生、胸に秘めていくしかないでしょう。
だけど、私がそれに気づいてよかった☆
気づかなければ、前に進めなかったもの。


就職活動ということで今まで行った事のなかったいろいろな所へ行きました。
お台場のビックサイトとか、晴海トリトン、土浦とか、千葉の穴川、東京の高砂など。
内定をいただいた日も、私は葛西へ行っていました。
説明を受けた帰りに、連絡が入っていたのです。
歩いて、葛西臨海公園まで行き、海を見つめながら、喜びを感じていました。


就職活動を通じて、ちょっぴり成長したかな??
私を採用して良かったと思われる社会人になりたいと思っています。
ホントに、私の人生の中でも大きな2007年の出来事でした。